飲んだ帰りに買いたくなる? 「油そば自販機」は鹿児島のパイオニアがプロデュース

 2022/05/23 11:00
油そばやギョーザが並ぶ自販機=鹿児島市下荒田3丁目
油そばやギョーザが並ぶ自販機=鹿児島市下荒田3丁目
 モチモチ麺とこだわりのしょうゆダレで、鹿児島県の油そばのパイオニアとして根強い人気を誇る「兎(うさぎ)」。荒田店の店頭に立つのが、店の味を再現した冷凍油そばの自動販売機だ。

 東京で20年ほど修業した園田隆史さん(46)が2011年、東千石町に1号店を開いた。現在は熊本などに4店舗。荒田店は2店舗目で、新型コロナウイルス禍で食べ物の自販機が増える中、21年10月に設置した。宇宿方面にできる5店舗目にも置く予定という。

 油そばセット(2人前、千円)は店で仕込みをしており、1日30セットほど売れている。店内で食べる際に好みでかけるラー油、酢、カツオやサバから作った特製魚粉も付いていて、ファンにはたまらない。飲んだ帰りに買う客も多く、朝には売り切れていることがある。

 園田さんは「自宅で好きな食材を盛りつけて、お客さん独自の『油そば』を楽しんで」と話す。おすすめアレンジは「千切りキャベツとサバ缶」「レトルトカレー」だ。「コロナ禍で店から足が遠のいている常連さんも少なくないのでは。ぜひ自販機を利用して、自宅でも楽しんでほしい」

 【連載 鹿児島市で見掛けたおもしろ自販機③】