九州の大学初 鹿屋体大に知的財産の相談窓口 アスリート支援のアイデア、製品の活用推進 鹿児島

 2022/05/20 12:20
 知的財産に関して気軽に相談してもらおうと、鹿屋体育大学(鹿屋市)に19日、臨時の総合支援窓口が設置された。大学内の設置は九州初。今後は3カ月に1回、図書館に窓口を設け、特許や商標などについての相談に無料で対応する。

 アスリートを支援するアイデアや製品などの活用促進が目的。独立行政法人の工業所有権情報・研修館(東京)と県工業倶楽部、同大が連携し、設置した。大学職員や学生のほか、外部の相談も受け付ける。

 窓口では4人の専門職員が常駐し、内容によって弁理士や弁護士も対応する。知的財産管理技能士2級を持つ新村孝善さん(64)は「特許はどういうものかなど、難しく考えず気軽に相談して」と呼び掛ける。

 同日、窓口を訪れた同大講師で自転車競技部監督の山口大貴さん(30)は「競技の現場で集めたデータやアイデアをどうすれば生かせるのか、一問一答で対応してもらい助かった。大学内にあるので時間にとらわれずに利用できるのが魅力的」と話した。