鹿児島県と鹿児島市は２２日、新型コロナウイルスの感染者を新たに５４９人確認したと発表した。市は福祉施設に入所していた１人の死亡を発表。年代や性別、死因は遺族の意向で明らかにしていない。県内の死者は計１９０人になった。

　感染者の居住地は、鹿児島市２３７人、鹿屋市４８人、奄美市４４人、霧島市３８人、志布志市、姶良市１８人、徳之島町１７人、曽於市、南大隅町１３人、薩摩川内市１２人、天城町１１人、枕崎市、指宿市、大崎町、伊仙町７人、日置市６人、肝付町５人、出水市、南九州市、喜界町、龍郷町４人、西之表市、東串良町、中種子町、瀬戸内町３人、南さつま市、和泊町、与論町２人、伊佐市、いちき串木野市、大和村、錦江町、知名町１人。県外は、福岡１人、熊本１人の計２人だった。

　年代別でみると、１０歳未満が１０８人で最も多く、１０代９５人、３０代９４人と続いた。４０代以下が全体の８割を占めた。

　累計感染者は７万８５９１人。２１日時点の療養者は、前日比９２人増の５１０４人。内訳は入院１８０人（前日比２４人減）、宿泊施設入所８２０人（５人減）、自宅待機４１０４人（１２１人増）。入院のうち重症は１人、酸素投与が必要な中等症は２７人。