コロナ給付金詐欺を指南か 容疑の58歳男逮捕、県内40件関与疑い 鹿児島県警

 2022/05/23 14:30
 新型コロナウイルス対策で国が支給する持続化給付金をだまし取ったとして、鹿児島県警捜査2課と姶良、霧島両署は22日、詐欺の疑いで、東京都中央区晴海2丁目、会社役員の男(58)を逮捕した。県内での不正受給に40件近く関わった疑いがあるとみて、裏付け捜査を進める。

 逮捕容疑は、南九州市の女性会社員(28)と共謀し、2020年6月、新型コロナの影響で売り上げが減った個人事業主を装い、持続化給付金を申請。同7月、中小企業庁に現金100万円を振り込ませてだまし取った疑い。「全く身に覚えがない」と容疑を否認している。

 捜査2課によると、男は給付金詐欺の指南役として、当時男の会社で働いていた姶良市東餅田の男(28)=同罪で公判中=を介し、女性会社員名義で不正受給した疑いがある。県警は女性を任意で調べている。

 28歳男と弟で姶良市加治木町木田の男(26)=同罪で公判中=は、同容疑でそれぞれ5度逮捕された。県警は一連の不正受給の中心人物が指南役の男とみて、受給した給付金の流れを含めて関連を調べる。