コロナワクチン4回目接種 鹿児島市、出水市、大崎町が5月中に開始 県内19市町は6月中、7月以降本格化

 2022/05/26 06:30
 新型コロナウイルスワクチンの4回目接種が25日、全国で始まった。南日本新聞の調べによると、鹿児島県内は43市町村のうち3市町が5月中の接種開始を予定する。今回は3回目接種から5カ月が経過した60歳以上と、18~59歳で基礎疾患がある人などが対象。県内では7月以降に接種が本格化する見通しだ。

 コロナワクチンはこれまで幅広い年齢層に接種してきたが、4回目は重症化予防を目的に対象者を限定することになり大きな転換となる。23~25日、43市町村に準備状況を聞き取った。

 県内では、一般高齢者の3回目がほとんどの市町村で2月から始まったため、多くが7月以降に接種時期を迎える。3回目を先行して受けた60歳以上の医療関係者や高齢者施設に入所する人はより早く接種が始まる見込み。県によると、60歳以上の対象者は3回目までの接種実績から6月に約2000人、7~8月に20万人以上と推計される。

 県内で接種開始が早いのは鹿児島市と出水市、大崎町で5月中を予定。6月中が鹿屋市や枕崎市など19市町、7月中が奄美市や伊佐市、十島村など12市町村。三島村は8月中とし、阿久根市や西之表市など8市町村は「調整中」と答えた。

 18~59歳で基礎疾患があるか、医師が重症化リスクが高いと認めた人については、ほぼ全ての市町村が「対象者を把握できない」として自己申告に基づいて接種券を送付する。基礎疾患の例は慢性の呼吸器の病気や心臓病、腎臓病、肥満など。広報紙やホームページなどで対象者に周知する。

 中には3回目を終えた18~59歳の全員にいったん申請書や案内はがきを送ったり、過去に基礎疾患で優先接種を受けた人に申告なしで接種券を送付したりする市町村もあった。接種券の発行方法や予約方法について、県は各市町村への確認を求めている。