出水女児死亡 被告の男、無罪を主張 重過失致死と暴行の罪 鹿児島地裁 

 2022/05/27 11:24
 出水市で2019年、交際女性の長女=当時(4)=を自宅の浴槽に放置し溺死させたなどとして、重過失致死と暴行の罪に問われた建設業の男(24)=同市明神町=の公判が27日、鹿児島地裁であり、男は「普段から(女児は)1人で風呂に入っているので、溺れるとは思わなかった。軽くげんこつをしたが、暴行といわれることはしていない」と述べ、いずれも無罪を主張した。

 県警は、男が女児の頭に暴行を加え、くも膜下出血などの傷害を負わせて浴室内で溺死させたとして、今年2月に傷害致死容疑で逮捕・送検した。地検は「暴行で死なせたとは認められなかった」として、傷害致死より法定刑が軽い重過失致死罪で起訴した。死亡前日に女児の頭を殴ったとして、暴行罪でも起訴した。

 起訴状などによると、男は19年8月28日夜、女児と2人で入浴した際、女児に38度以上の高熱などがあり、体調急変による溺水を予見できたにもかかわらず、浴槽内に放置した重大な過失で溺死させたなどとされる。