香港の若者に人気のインフルエンサーが見た鹿児島の魅力は? チャンネル登録100万人「JASON」が動画投稿へ、広東語で食文化や観光地紹介

 2022/06/03 13:30
島津義弘のレプリカのよろいを着て、仙巌園を説明する動画を撮るジェイソンさん(右)と妻の清水麻衣さん=鹿児島市吉野町
島津義弘のレプリカのよろいを着て、仙巌園を説明する動画を撮るジェイソンさん(右)と妻の清水麻衣さん=鹿児島市吉野町
 香港の会員制交流サイト(SNS)で大きな影響力を持つ「インフルエンサー」の香港出身のチャウ・サイ・ハン・ジェイソンさん(37)と、清水麻衣さん(38)夫婦=横浜市在住=が5月下旬、鹿児島の魅力を発信する動画撮影のため鹿児島市を訪れた。香港での認知度を高めようと、県観光課と県観光連盟が招待した。

 ジェイソンさんらは5月26~30日、鹿児島市のほか指宿、霧島市などの観光地を訪問。28日は鹿児島市の仙巌園で島津義弘、豊久のよろいのレプリカを着て、小型カメラで投稿用動画を撮った。

 仙巌園を満喫したジェイソンさんは「きれいな風景を見ながら、よろいの試着体験もできる。史跡巡りに関心のない香港の若者に、いろいろな楽しみ方があることを伝えたい」。清水さんは「作る動画は3本の予定だったが、10本近くになりそう」と喜んだ。

 岸田文雄首相は、訪日外国人観光客を6月10日から再び受け入れると表明。羽田など5空港のみ認めていた国際線発着に加え、新千歳や那覇の空港も6月中に再開する方針だ。

 ジェイソンさんらを案内した県観光連盟海外誘致部の鹿籠六貴子課長は、鹿児島空港の国際線再開も期待する。「香港から鹿児島を訪れる人はリピーターが多い。特に20~30代の若者に来てほしい」

 ジェイソンさんはJASONの名義で、動画投稿サイト「YouTube」に広東語で日本の食文化や観光地を紹介する動画を投稿している。香港の人口は約750万人。チャンネル登録者数は約100万人に上り、特に若者の間で人気を集める。今回撮った動画は6月中旬から順次公開する予定という。