米軍無人機計画 米兵の事件事故対策、鹿屋市「国と文書交わすことも一つの手段」

 2022/06/21 13:31
米空軍などに配備されている無人機MQ9(米ジェネラル・アトミクス社のパンフレットから)
米空軍などに配備されている無人機MQ9(米ジェネラル・アトミクス社のパンフレットから)
 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)への米空軍無人偵察機MQ9の一時展開計画を巡り、市は20日、「(米兵らが)事件事故を起こさないための対策などについて国と文書を取り交わすことも一つの有効手段」との考え方を明らかにした。同日の市議会一般質問で答えた。

 MQ9飛行で新たな騒音被害が発生するとして、(自衛隊関連で設けられた)騒音エリア見直しの必要性を問われ、「現在鹿屋基地で運用されている自衛隊機などと比べても小さいとされている。仮に一時展開する場合は防衛省に騒音調査を申し入れる」とした。

 中西茂市長は「質問、要望に対する防衛省の回答や議会の議論などを踏まえて判断する」と述べるにとどめた。

 計画では7月ごろから1年間、8機を配備し、米兵ら150~200人程度が駐留する。全員が鹿屋市内のホテルに宿泊し、公務外の行動制限はない。

 同省は市の要請があれば無人機に関する協定を結ぶ用意があるとしている。