鹿児島県と鹿児島市は２２日、新たに３６１人の新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表した。前週の同じ曜日を上回るのは１６日以来。

　また、県は薩摩川内市の介護事業所のクラスターを明らかにした。利用者６人、職員１人が感染。昼食時などで利用者のマスク着用が不十分だった。

　新規感染者の居住地は鹿児島市１４１人、霧島市３１人、鹿屋市２８人、薩摩川内市、奄美市１４人、出水市１３人、与論町１２人、指宿市１１人、姶良市、知名町１０人、日置市９人、南さつま市、徳之島町、和泊町６人、いちき串木野市、志布志市、伊仙町５人、さつま町、天城町４人、南九州市、曽於市、大崎町、瀬戸内町３人、伊佐市、屋久島町２人、枕崎市、阿久根市、西之表市、垂水市、錦江町、南大隅町、肝付町、中種子町、大和村、龍郷町１人。県外は宮崎県１人。

　年代別では１０歳未満の９０人が最多で、４０代の６０人、３０代の５８人と続いた。

　累計感染者は９万８１０人。２１日時点の療養者数は前日比９７人増の２６２４人。内訳は入院１５８人（重症１人、酸素投与が必要な中等症１５人）、宿泊施設入所４２３人、自宅待機２０４３人。