給付金詐欺容疑 指南役の58歳男を3度目逮捕 県内の不正受給40件近く関与か 鹿児島県警

 2022/07/02 14:29
 新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、鹿児島県警は1日、詐欺の疑いで、会社役員の男(58)=東京都中央区晴海2丁目=を再逮捕した。県内の不正受給に40件近く関わった疑いがあるとみて、裏付け捜査を続ける。逮捕は3度目。

 逮捕容疑は、2020年7月、霧島市の左官男性(22)や男の会社で働いていた姶良市東餅田の男(28)=同罪で公判中=らと共謀し、コロナの影響で売り上げが減った個人事業主を装い、持続化給付金を申請。同月、中小企業庁に現金100万円を振り込ませてだまし取った疑い。

 捜査2課によると、「欺いて受領したつもりはない」と容疑を否認している。県警は会社役員の男が給付金詐欺の指南役で、姶良市の男らを介し、左官男性名義で不正受給したとみている。

 会社役員の男は5月22日と6月10日に同種の詐欺容疑で逮捕され、鹿児島地検はいずれも処分保留とした。