豪雨、地震で被災し休館…でも負けない 「阿蘇白雲山荘」新しくなって10年ぶりに営業再開 ケービー食品(鹿児島市)が運営

 2022/07/02 21:00
ケービー食品が10年ぶりに再開する阿蘇白雲山荘=熊本県阿蘇市
ケービー食品が10年ぶりに再開する阿蘇白雲山荘=熊本県阿蘇市
 総合食品商社のケービー食品(鹿児島市)は1日、熊本県阿蘇市の老舗ホテル「阿蘇白雲山荘」をリニューアルオープンした。2012年の九州北部豪雨や16年の熊本地震で被災し、休館していたが、新築再建して再スタートを切る。

 ホテルは1967年に開業し、2000年からケービー食品が運営する。かつてはプールやバーベキュー場もあり、団体客や修学旅行生でにぎわった。九州北部豪雨では周辺をぐるりと囲む川が氾濫し、1階が膝あたりまで浸水したため休館。復旧を進めていたさなかに熊本地震で被災した。

 今回、土地を約2メートルかさ上げして新築した。3階建ての本館と別館に、大浴場・レストラン棟が隣接。家族向けの2階建てコテージも4棟備える。客室はツインが中心。デラックスルームやユニバーサルルームを含め66室と、以前の3分の2程度に減らした。個人や家族、訪日外国人と幅広い客層を視野に入れる。

 髙山智一支配人(53)は「50年以上の歴史があり、人々の思い出が詰まった施設で期待の声も多くいただいている。ぜひお越しいただきたい」と話した。1泊2食付き1万4300円から。阿蘇白雲山荘=0967(35)0111。