いかりが根がかり フェリー動けず4便欠航 垂水

 2022/07/06 11:36
鴨池・垂水フェリー
鴨池・垂水フェリー
 鴨池・垂水フェリーは5日、1隻が台風4号の避難で垂水港(鹿児島県垂水市)沖に停泊中、いかりが海底部から外れず動けなくなり、計4便が欠航した。運航する鹿児島交通によると、同様のトラブルは数十年前に起きて以来。船体とつなぐチェーンを切断し、午後3時すぎの便から復帰した。

 同社によると、船は4日のダイヤ終了後、強風で岸壁にぶつかるのを防ぐため垂水港の約3、4キロ沖合に移動。水深約40メートルの海底にいかりを下ろした。5日午前5時半ごろ出発しようとしたが、何かに引っかかり巻き上げられなかった。

 午後2時すぎ、乗組員が長さ約250メートルのチェーンを切断、いかりを残して港に戻った。鴨池港(鹿児島市)沖に停泊した他の2隻に不具合はなかった。

 同社は「ご迷惑をおかけした。原因の調査を検討し、従業員への教育を徹底する」としている。