土木部の内部資料を外部に提供し接待受ける…鹿児島県、収賄罪で起訴された59歳職員を懲戒免職

 2022/07/07 14:45
 鹿児島県は6日、土木部の内部資料を外部に提供し、接待を受けたとして収賄罪で起訴された南薩地域振興局土木建築課技術補佐の男(59)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 また、管理監督責任を問い、上司に当たる当時の出先機関の次長級ら7人を減給100分の5~100分の10(1カ月)や戒告処分にした。塩田康一知事や2副知事の給料月額を減額する条例案を9月議会に提案するほか、同日付で全職員に改めて厳格な情報管理など綱紀粛正を求めた。

 起訴状などによると、男は2020年3月ごろから21年11月ごろまでの間、業務用パソコンで「公共事業設計単価表」の情報をいちき串木野市旭町、無職の男(64)=贈賄罪で起訴=に複数回提供。鹿児島市の飲食店などで6回計10万7000円の接待を受けたとされる。鹿児島地検は6月30日、鹿児島地裁に起訴した。

 県によると、起訴後に技術補佐の男と接見して起訴内容を確認した上で処分を決めた。塩田知事は「誠に申し訳ない。県民の皆さまの信頼を回復するため、再発防止に努力していく」とコメントした。