八重山風力発電計画 基数削減、配置変更求める 鹿児島県が知事意見 周辺に住宅、希少種クマタカの営巣指摘

 2022/07/09 13:08
 鹿児島、薩摩川内両市にまたがる八重山周辺での風力発電計画を巡り、鹿児島県は8日、発電設備の基数削減や配置変更を検討するよう事業者に求める知事意見を同日付で経済産業省に送付した。環境影響評価(アセスメント)の手続きの一環。今後は知事意見などを踏まえた勧告が同省から出される。

 知事意見では、発電設備の1キロ未満に住宅や希少種クマタカの巣があると指摘。検討結果を、今後の手続きで提出する評価書に記載するよう求めた。工事で発生する建設残土の土捨て場の設置も、取りやめや変更を検討するよう求めた。

 八重山周辺では、日本風力エネルギー(東京)が発電機最大9基(1基当たり最大高154メートル)の設置を計画し、アセス手続きを進めている。