任期折り返しの塩田知事 公約達成度は「20~30点」 コロナ、大雨、鳥インフル…前半2年「危機事象対応多かった」

 2022/07/16 15:00
記者の質問に答える塩田康一知事=15日、鹿児島県庁
記者の質問に答える塩田康一知事=15日、鹿児島県庁
 鹿児島県の塩田康一知事は15日、定例会見を開き、28日の任期折り返しを控え、前半の2年間を「県民の安心安全と社会経済活動の両立に取り組んだ」と総括した。農林水産業や観光業を中心に「稼ぐ力」の向上などをうたったマニフェスト(政策綱領)の達成度の自己採点は「20~30点」とした。

 塩田知事は「着任早々、新型コロナウイルス感染対策に非常に大きな労力を取られた」とした上で、PCR検査の態勢充実や病床確保のほか、企業支援をはじめ経済対策に力を入れたと説明。大雨災害や鳥インフルエンザ、サツマイモ基腐(もとぐされ)病の発生にも触れ、「危機事象への対応が多かった」と述べた。

 マニフェストを巡っては「着手はだいたいできているが、成果が出ているかと言われればまだまだ。引き続き取り組む必要がある」と自己評価。コロナ下で「稼ぐ力」の施策を進める難しさを問われ、「販路開拓や移動に制限があり、観光もインバウンド(訪日客)はほぼ来なかった。需要喚起するにも人を集めるのに制約があった」と振り返った。

 塩田知事は2020年の知事選立候補に当たり、新型コロナ対応や産業振興、脱原発などをマニフェストに掲げている。