心曇りなく、清らかに 宝物殿の銅鏡 園児らゴシゴシ 薩摩川内・新田神社で御神鏡清祭

 2022/07/29 08:07
わらをねじったたわしを使い銅鏡を磨く園児=薩摩川内市の新田神社
わらをねじったたわしを使い銅鏡を磨く園児=薩摩川内市の新田神社
 鹿児島県薩摩川内市の新田神社は28日、所蔵する銅鏡を磨く神事「御神鏡清祭(みかがみすましさい)」を実施した。神社が運営するみくに幼稚園とみくにキッズ保育園の園児計38人が、宝物殿から蔵出しされた鏡を、わらをねじった特別なたわしと和紙でこすった。

 社殿に並べられた62面の銅鏡を園児と保護者が手に取って磨いた。種子田敬宮司(71)は「全国的にも珍しい神事。心に曇りなく鏡のように清らかな子どもたちになってほしい」と祈願した。園児らは、たわしをお守りとして持ち帰った。

 新田神社は銅鏡73面を所有し、うち3面は国の重要文化財に指定されている。半数が鎌倉時代や室町時代から伝わる和鏡で、残りは中国大陸や朝鮮半島から伝来したとされる。