暑さ対策に男も女もなし 日傘、化粧水、パック…男性向けUVグッズが熱い

 2022/08/06 11:00
売り上げが急増している男性用日傘=鹿児島市の山形屋
売り上げが急増している男性用日傘=鹿児島市の山形屋
 鹿児島県内では連日30度を超える厳しい暑さが続き、小売店では特に男性向けの対策商品の売れ行きが好調だ。一方、観測史上2番目に早い6月末の梅雨明けにより、商戦は例年以上に長期化。欠品も出ている。

 山形屋(鹿児島市)では男性用の日傘の売れ行きがいい。7月の売り上げは前年同月比4.2倍と急増した。男性用はサイズが大きく、紺や黒のシンプルなデザインが特徴で、遮光性や遮熱性、紫外線(UV)カットなど高い機能性を備えた商品が人気。担当者は「男性にも日傘の良さが浸透し、使いやすくなってきたのでは」と推測する。

 東急ハンズ鹿児島店(同)では、シャツに振りかけるだけで体感温度が下がるスプレーは、入荷してもすぐに売り切れる状況が続く。多いのは男性客。購入した会社員男性(26)は「汗をかく出勤時にふるだけで涼しく感じる。使い勝手が良い」と絶賛する。

 鹿児島ロフト(同)では、女性客が中心だった紫外線対策の日焼け止めや化粧水、顔のパックなどを男性が買い求めているという。綾利之店長は「中でも若い方が多い」と印象を話す。

 6月末から冷却グッズの商戦は1カ月以上続き、店頭で買いにくい商品も出てきている。県内2店舗を含め九州に11店を展開するホームセンターのハンズマン(宮崎)では、首に巻いて冷やすネッククーラーの一部商品が欠品中。メーカーの生産数は限りがあり、追加入荷はないという。担当者は「問い合わせを多く受けているが希望に沿えていない状態。申し訳ない」と話した。