コロナ感染「第7波」 夏休み ワクチン集団接種を拡大、10代と親世代の「3回目」に照準 鹿児島・薩摩川内市

 2022/08/06 15:39
4回目ワクチンの集団接種会場=7月24日、薩摩川内市の川内保健センター
4回目ワクチンの集団接種会場=7月24日、薩摩川内市の川内保健センター
 新型コロナウイルス感染の流行「第7波」に見舞われるなか、鹿児島県薩摩川内市は夏休み期間中、ワクチンの集団接種会場を複数回開設し接種を進める。感染者の主年代、10代と親世代を狙い、伸び悩む3回目の接種率をアップさせようと懸命だ。

 市によると、感染が急拡大した7月から8月3日現在、感染者は10歳未満と10代が4割。親世代の30〜40代と合わせると全体の約7割を占める。

 これに対しワクチンの3回目接種率は、12〜19歳が40.3%、30代は53.8%、40代は64%。各年代とも8割を超す2回目に比べ、未接種が目立つ。

 古里洋一郎・市医療対策監は、ワクチンの副反応への懸念が、変異株の重症化リスクへの不安を上回っている可能性があるとみる。「再拡大以降は接種者が増え始めている。希望者がすぐ打てる環境も整えている」と話した。

 市は7月下旬から8月末までに計16日、米モデルナ製の集団接種を6会場で実施する。3、4回目を対象とするが、4回目の接種がほとんどで、3回目は1割ほどにとどまるという。

 接種を促進するため、米ノババックス製の会場を別に設ける。12〜17歳の3回目接種に限定した会場も設置。10日、27日は各150人定員で米ファイザー製を用意する。

 田中良二市長は感染防止やワクチン接種を求めるメッセージをホームページなどで発信。7月下旬には、自ら4回目を接種し理解を求めている。

 市集団接種予約専用ダイヤル=050(5526)2904。