中学3年生の進路調査 公立高57校で定員割れ、希望者が過去最少に 私立・高専、県外は最多 鹿児島県内

 2022/08/09 13:32
2022年3月、公立高校入学者選抜学力検査の開始を静かに待つ受験生=鹿児島市の鹿児島工業高校
2022年3月、公立高校入学者選抜学力検査の開始を静かに待つ受験生=鹿児島市の鹿児島工業高校
 鹿児島県教育委員会は8日、2023年3月に卒業予定の県内国公立中学校3年の進路希望調査結果を発表した。希望者が22年度の募集定員に届かなかった公立高校は、68校117学科のうち57校95学科あった。調査結果を踏まえ、9月下旬に23年度の募集定員を公表する予定。

 卒業予定者は1万4572人(前年度比96人増)。うち県内の公立高校への進学希望者は、71.3%の1万386人(同189人減)で過去最少となった。一方で私立高校や高専、県外の国公立高校希望者は、25.5%に当たる3710人(同238人増)で過去最多となった。

 22年度募集定員に対する全日制の希望倍率は、甲南の普通(2.31倍)が最高。鹿児島南の普通(1.83倍)、鹿児島中央の普通(1.78倍)、鹿児島南の体育(1.75倍)、松陽の美術(1.65倍)の順となった。

 最も低かったのは加世田常潤の農業(0.10倍)。次いで福山の商業(0.13倍)、山川の生活情報と加世田常潤の福祉、川薩清修館の商業(0.15倍)が続いた。

 共学化と全寮制廃止が検討される楠隼高は、楠隼中からの進学希望54人を除くと、県内希望者は1人だった。

 調査は7月10日を基準日として、県内の国公立中学や義務教育学校215校で実施した。