夏はヒマワリ、秋はコスモス…車窓から楽しむ季節の花 高校生が空き地活用、肥薩おれんじ鉄道沿線に彩り 鹿児島・阿久根

 2022/08/12 09:04
肥薩おれんじ鉄道線路沿いにヒマワリを栽培した鶴翔高校の生徒=阿久根市赤瀬川
肥薩おれんじ鉄道線路沿いにヒマワリを栽培した鶴翔高校の生徒=阿久根市赤瀬川
 阿久根市の鶴翔高校の生徒が肥薩おれんじ鉄道を盛り上げようと、沿線の空き地を季節の花で彩る取り組みを進めている。第1弾はヒマワリ。「乗客に阿久根の景色を楽しんでほしい」と思いを込める。

 農業科学科の生徒が昨年度、車窓から眺める景観植物の栽培を計画。交流サイト(SNS)映えに適した空き地を探し、国道3号に面した同市赤瀬川の「広域医療センター入り口交差点」近くの土地を選んだ。

 市職員に助言をもらい、地籍図をたどって所有者に使用許可を得る手続きも体験。今春から草花班の3年生4人が中心となって雑草や石を取り除き、6月に約600本の種をまいた。

 7月下旬に開花。生徒は29日夕から畑に立ち、観光列車「おれんじ食堂」の乗客に向けて横断幕を掲げた。3年梅田遙斗さんは「汗をかいて必死に育てたので、多くの人に喜んでもられば」と話した。秋はコスモス、春は菜の花の植栽を予定する。