全公立小中にデジタル端末配備終了 鹿児島県内 最多は鹿児島市の4万9500台、最少は三島村78台

 2022/08/13 13:39
夏休み中のデジタル端末持ち帰りについて説明を受ける児童ら=7月19日、鹿児島市の星峯西小学校
夏休み中のデジタル端末持ち帰りについて説明を受ける児童ら=7月19日、鹿児島市の星峯西小学校
 鹿児島県内の公立小中学校(義務教育学校、特別支援学校含む)で今年3月末までに、国の「GIGAスクール構想」に基づく児童生徒へのデジタル端末配備が終了した。総数は約13万5000台(予備機など含む推計)。国が目標とした2020年度内から約1年遅れた。

 南日本新聞社が県や43市町村の各教育委員会に聞き取った。県と36市町村は20年度中に配備を終え、残る7市町村は21年度末までに終了した。

 最も少なかったのは三島村の78台(21年3月時点)。最も多かったのは鹿児島市の約4万9500台(22年1月時点)。配備後に児童・生徒が増えた自治体は、学校間で融通したり予備端末を充てたりして対応した、という。

 新型コロナウイルスをはじめとする感染症拡大や自然災害に備えた持ち帰り対応で、21年度中に準備が整わなかったのは奄美、長島、屋久島、伊仙の4市町。高速通信環境の整備遅れや担当者が少ないことなどが理由。いずれも22年度内の完了を目指している。

 国は当初、23年度までの配備完了を目指していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で20年度内に目標を前倒ししていた。