「歴史 リピートしてはいけない」 特攻前、祖母の兄が残した最後の手紙を読んだ中学生は決意した 行間から感じ取ったのは、生きることを諦めざるを得なかった無念さ…知覧平和スピーチコンテスト

 2022/08/16 14:30
平和への思いを訴える「平和へのメッセージfrom知覧」参加者=15日、南九州市の知覧文化会館
平和への思いを訴える「平和へのメッセージfrom知覧」参加者=15日、南九州市の知覧文化会館
 終戦の日の15日、太平洋戦争末期に多くの特攻隊の若者が飛び立った鹿児島県南九州市の知覧文化会館で「平和へのメッセージfrom知覧スピーチコンテスト」があった。33回目の今年は3年ぶりに一般観客を入れて開催。応募総数3250点から選ばれた中学、高校、一般の部計9人と、平和作文コンテストの小学生1人が平和への思いを訴えた。

 中学生の部最優秀賞に選ばれた鹿児島市の浜村直史さん(和田3年)は、知覧特攻平和会館に残る祖母の兄の最後の手紙を読んで行間から生きることを諦めざるを得なかった無念を感じ取り、戦争の残酷さを実感。ロシアによるウクライナ侵攻を取り上げ、「歴史にリピート記号をかけてはいけません」と戦争のない未来へ決意を述べた。

 平和作文は優秀賞の佃駿翔君(粟ケ窪小6年)が「自分らしく生きる」と題して発表した。