枝の下敷きで校長死亡 事故受け校内樹木の点検通知 老齢化、巨木化で倒木や枝落下のリスク 鹿児島県教委

 2022/08/17 10:04
イチョウ(右)と折れた枝(左)=9日、曽於市
イチョウ(右)と折れた枝(左)=9日、曽於市
 鹿児島県曽於市の小学校で芝刈り中の校長(57)が折れた枝の下敷きとなり死亡した事故を受け、鹿児島県教育委員会は16日までに、校内の樹木を点検するよう県立学校や各市町村教委へ通知した。

 通知は12日付。老齢化や巨木化で倒木や枝の落下といったリスクが高い樹木は点検が必要とし、危険を確認したら立ち入りを禁止するなどの対応を呼び掛けている。さらに、点検結果をできるだけ早く報告するよう求めた。

 文部科学省によると、樹木は学校保健安全法施行規則をはじめとする法的な点検対象になっていない。県教委は「まず現状把握に努める」としている。

 事故は9日発生。樹齢160年以上とされるイチョウから長さ約8メートル、直径約30センチの枝が落下し、下で芝刈りしていた校長が死亡した。