台風11号 鹿児島県本土5日強風域入りか 6日に九州最接近 離島便の欠航相次ぐ

 2022/09/04 13:30
台風11号の進路予報図(4日正午時点、気象庁ホームページより)
台風11号の進路予報図(4日正午時点、気象庁ホームページより)
 大型で強い台風11号は4日午前、鹿児島県奄美地方を風速15メートルの強風域に巻き込みながら、沖縄県宮古島の北北西の東シナ海を北上した。5日にかけて進路を東寄りに変え、6日には九州に接近する可能性がある。鹿児島地方気象台は、奄美地方でうねりを伴った高波や土砂災害に警戒を呼びかけている。

 台風が予報円の中心を進んだ場合、種子島・屋久島地方は4日夜に、薩摩地方は5日未明、大隅地方は同日明け方に強風域に入る見込み。

 気象台によると、県内は台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むなどし、大気の状態が非常に不安定になる。4日に予想される1時間雨量はいずれも多い所で、大隅50ミリ、奄美地方40ミリ、種子・屋久40ミリ、薩摩30ミリ。

 4日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は奄美南部20メートル(30メートル)、北部と十島村18メートル(30メートル)。種子・屋久15メートル(25メートル)、薩摩13メートル(25メートル)、大隅12メートル(25メートル)。波の高さは奄美南部7メートル、北部と十島村6メートル。種子・屋久5メートル、薩摩4メートル、大隅3メートルで、いずれもうねりを伴う。

 台風11号は4日正午現在、宮古島の北北西約190キロの海上を時速約15キロで北に進んでいる。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から東側240キロと西側165キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径650キロ以内が強風域となっている。

 台風の影響で4日は、鹿児島空港と奄美大島や徳之島を結ぶ便など離島便44便が欠航。海の便は種子・屋久高速船のトッピー・ロケット、鹿児島と奄美・沖縄を結ぶクイーンコーラルクロス、高速船甑島などが欠航を決めている。