マレーグマの「ハニイ」死ぬ 鹿児島市・平川動物公園の最後の一頭

 2022/09/21 11:26
18日に死んだ平川動物公園のマレーグマ「ハニイ」(平川動物公園提供)
18日に死んだ平川動物公園のマレーグマ「ハニイ」(平川動物公園提供)
 鹿児島市の平川動物公園は20日、雌のマレーグマ「ハニイ」が死んだと発表した。11歳1カ月だった。顔に腫瘍のようなものがみられ、死因を調べている。6月には別の雌「ウラン」も死んでおり、同園のマレーグマはいなくなった。

 園によると、今月12日から体調がすぐれず、抗生剤などの投薬治療をしていた。職員が18日朝、動物舎で死んでいるのに気付いた。

 ハニイは2011年に高知県ののいち動物公園で生まれ、13年に平川入り。8月21日の誕生日にちなんで名付けられた。桜井普子飼育展示課長(53)は「ハチミツと果物が好物で、素早く木を登るなど元気いっぱいだった。もっと長生きしてほしかった」と話した。

 飼育下のマレーグマの寿命は20~25歳。国内の飼育は12施設の18匹となった。絶滅の恐れが増しているとして国際自然保護連合(IUCN)が危急種に指定している。