口げんかが減った? 熟年夫婦が3年前に導入したルール…「少しの工夫で笑顔は増える」

 2022/09/21 21:08
カードを手に笑い合う小向井一成さんと恵子さん=さつま町宮之城屋地
カードを手に笑い合う小向井一成さんと恵子さん=さつま町宮之城屋地
 鹿児島県さつま町宮之城屋地の小向井一成さん(74)、恵子さん(71)夫婦は、相手が同じ話を繰り返した際、回数を記したカードを表示する家庭内ルールを設けている。口頭注意では言い合いになる場合が多かったため3年前に始めたところ、仲良く過ごせる時間が増えた。2人は「今後も夫婦の会話を楽しんでいきたい」とほほ笑んでいる。

 一人息子は県外に就職し、一成さんの母親が亡くなった2009年からは夫婦2人暮らし。現在どちらも仕事をしておらず、多くの時間を自宅で一緒に過ごしている。夫婦の会話を増やそうと5年前から朝昼の食事中はテレビを消しているが、互いに同じ話をする回数が増え、それがきっかけの口げんかも増えていた。

 カードは恵子さんが発案。2~4の回数を書いた段ボール紙をそろえた。当初は4では足りず、手のひらで5を示す場合もあったが、口頭での注意とは違って不思議と笑い合えるようになったという。同じ話をしないよう注意している2人だが、今でも「2」や「3」が出ることもある。

 恵子さんは「まずは初めてか考えてから話し始めるようにしている。話題を増やすため、いろいろな出来事に関心を持つようになった」。一成さんは「少しの工夫で仲良く過ごせている。ぜひ試してみて」と呼びかけている。

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