鹿児島空港の民間委託へ「情報収集」 知事が公表 国の骨太方針、離島7空港も対象

 2022/09/22 14:30
鹿児島空港
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 鹿児島県議会は21日本会議を開き、一般質問を行った。塩田康一知事は「鹿児島空港の民間委託(コンセッション)に関し、情報収集している」と述べ、空港の管理・運営を民間に任せる可能性があることを示唆した。

 同空港は国土交通省が設置・管理している。県は2019年、30年ごろを見据えた同空港の将来ビジョンを策定し、コンセッション方式について「先行事例を踏まえ調査・研究する」と記していた。現在、複数空港を一括で民間委託した北海道の事例や九州の他空港の状況などを調査している。

 塩田知事は答弁で、「運営会社の選定に地元の意向を反映させることができるか、離島空港を含めた一体的な民間委託の実現が可能かなど、さまざまな課題がある」とも話し、全国の空港の動向を注視する考えを示した。

 政府は今年の「骨太方針」で、国内の全97空港にコンセッション方式を導入すると明記。国管理の鹿児島空港のほか、県が管理する種子島、屋久島、奄美、喜界、徳之島、沖永良部、与論の7空港も対象になっている。