中高の生徒長期欠席2件 いじめ重大事態で調査開始を報告 鹿児島市教委

 2022/09/23 11:31
 鹿児島市教育委員会は22日、市立の高校と中学校でいじめを理由に生徒が長期欠席した計2件を、いじめ防止対策推進法に定める重大事態として調査を始めたと市議会市民文教委員会で報告した。2件とも学校が判断し、市教委へ5日報告した。

 市教委によると、高校の事案は、1年生徒やその保護者から今年4月下旬〜5月下旬、悪口を書いたメモが机の中にあったり廊下や教室で背後から悪口を言われたりした、と相談があった。アンケートや生徒への聞き取りを行ったが加害者の情報はない。1年生徒は5月下旬以降休みがちになり、9月5日時点で計39日間登校できていない。

 中学校の事案は、1年生徒の保護者から今年5月中旬、同級生3人に冷やかしやからかいを受けていると相談があった。3人は聞き取りに対し事実を認め、各保護者とともに1年生徒へ謝罪した。生徒は5月中旬から休みがちになり、9月5日時点で計47日間登校できていない。保護者は転校する意向を示したという。

 2件は今後、学校主体で調査する。市教委はこれ以外に重大事態を計12件調査中。