マンション元管理人4200万円の着服認める 修繕積立費など 「通帳の写し偽造、横領繰り返した」鹿児島地裁

 2022/09/23 13:15
 分譲マンションの管理人として住人から集めた約148万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われた鹿児島市荒田1丁目、無職の男(72)の判決公判が22日、鹿児島地裁であり、此上恭平裁判官は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。

 判決理由で此上裁判官は「虚偽の取引内容が記載された通帳の写しを偽造して発覚を防ぎ、横領を繰り返した」と指摘。約4200万円の着服を自認し、住民らでつくる管理組合に500万円以上を弁済しているなどとして、執行猶予付きとした。

 判決によると、2015年8月ごろから16年10月ごろまでの間、マンション住人から集金した修繕積立費などを業務上預かり保管中、35回にわたり、計約148万円を着服した。

 管理組合が男を相手取って起こした損害賠償請求訴訟の判決によると、地裁は被害額約4200万円の支払いを命じた。