港に大量の木くず・流木押し寄せる 台風14号の影響? 漁船出港できず「こんな状況初めて」 週明けから撤去作業 鹿児島・阿久根

 2022/09/24 07:27
漂着した大量の木くず類=23日午前、阿久根市脇本の黒之浜港
漂着した大量の木くず類=23日午前、阿久根市脇本の黒之浜港
 鹿児島・阿久根市の港に台風14号の影響とみられる木くず類や流木が漂着し、一部で漁船の出港に支障が出ていることが23日分かった。21日ごろから増え始めたという。市は県と連携し、週明けから撤去作業に入る予定。

 同市脇本地区の関穴浦港や黒之浜港では23日午前、港内が大量の木くず類で埋め尽くされ、中には2メートル大の流木もあった。新たに流れ込む様子も確認できた。

 市水産林務課や地元漁業者によると、北側の八代海方面から流れ込んだとみられる。漁船のプロペラなどを損傷する恐れがあり、出漁を控える動きが広がっている。
 同市脇本の漁師渕上正男さん(82)は「60年以上漁に出ているが、こんな状況は初めて。船が動かせないと生計に直結する」と懸念した。

 木くず類は阿久根に近い出水市蕨(わらび)島の海岸部にも漂着している。