オオウナギじゃない、キロ超え大ニホンウナギだ しかも2匹 出水・高尾野川

 2022/09/27 20:45
高尾野川で見つかった1キロ超えのニホンウナギ(手前)=25日、出水市荘
高尾野川で見つかった1キロ超えのニホンウナギ(手前)=25日、出水市荘
 鹿児島県出水市の高尾野川河口付近で、体長80センチ、重さ1キロを超える大きなニホンウナギが2匹見つかった。腹が光沢を帯びた銀色をしており、産卵のために海へ下る直前の「銀ウナギ」とみられる。

 同川には、水産庁の事業でウナギのすみかとなる石倉かごを計42基設置。高尾野内水面漁協や鹿児島大学が定期的に引き上げ、生息状況を確認している。

 特大サイズのウナギは25、26日に実施した調査で相次いで見つかった。1匹は体長85.5センチ、重さ1010グラム、胴回り14.8センチ。もう1匹は体長82センチ、重さ1060グラム、胴回り15.5センチ。重さでは、かば焼き用の4~5倍に相当する。鹿大水産学部の安樂和彦教授(53)は「下りウナギでも1キロ以上は珍しい。川の生息環境がよく、5~10年の長い期間をかけて成長したのだろう」と説明する。

 10月から県内一斉に、翌年2月末までの禁漁期間に入る。同漁協の高崎正風組合長(82)は「資源保護に協力してほしい」と呼びかけている。