教えてもらおうか、算数の楽しさとやらを…数学教師目指す大学生の特別授業、児童が楽しむ

 2022/09/27 21:26
大学生のアドバイスを受けながら、算数ゲームに挑戦する児童=西之表市の現和小学校
大学生のアドバイスを受けながら、算数ゲームに挑戦する児童=西之表市の現和小学校
 鹿児島県西之表市の現和小学校で関東学院大学(神奈川)の学生による算数の特別授業があった。中学、高校の数学教師を目指す理工学部の5人が、計算力や図形感覚を養うゲームを通じ、3、4年生11人に算数の面白さや奥深さを伝えた。

 複数のさいころを振り、出た目を目標の数字になるよう足し引きしたり、折り紙で作った図形を組み合わせて多面体にしたり。5種類のゲームが用意され、児童は“未来の先生”のアドバイスを受け挑戦した。

 3年の榎本海碧君は「頭を使うけど面白い。算数がもっと好きになった」と笑顔を見せた。見学した現和小教員からも「こんなに楽しい授業は見たことない」と驚きの声が上がった。

 両校の教員が知り合いだったことから、7月に初めてオンラインで実施した。3回目の今回は16日に開催。離島の教育に触れさせたいとの大学側の思いもあり、学生が初めて種子島を訪問した。4年の春木百音さん(22)は「子どもたちは活発で素直だった。算数をすすんで学ぶきっかけになれば」と話した。