鹿児島市の伊敷小PTA 上位団体の市P連活動参加せず 少子化、一人親世帯増で活動困難、経費・労力負担減図る 23年度以降

 2022/09/30 21:30
 鹿児島市の伊敷小学校PTAは30日までに、2023年度以降は上位団体の市PTA連合会(市P連)の活動に参加しないことを決めた。少子化や一人親世帯の増加で人員を出すのが難しくなり、負担軽減を図る。県PTA連合会の活動参加も同時にやめる。

 白澤繁樹会長(45)によると、今年7月初旬までに、書面での臨時総会で研修や催しといった上位団体の活動参加について可否を問い、全会員285人中280人が取りやめを選んだ。取りやめで経費は年20万円以上節減できるという。

 同PTAは約5年前から活動見直しに着手しており、9月1日付で組織名を「伊敷小学校PTCA」に変更した。「C」はコミュニティー(Community)、「A」は活動を意味するアクション(Action)から取った。22年度から加入を届け出制とし、人員が必要な際はその都度募集する方法へ変更した。

 白澤会長は「少子化が進む中、従来通りの活動を続けることは難しい。保護者の金銭・労力面の負担を減らしたい」と話した。

 市P連によると、単位PTAの加入や退会に関する明確な規約はない。南日本新聞の取材に対し、市P連は「守秘義務があり、個別のことは答えられない」と回答。一般論として「研修などは参加を呼びかけるのみで動員はかけていない。人員協力を求めるのは、約10年に1回程度」と説明している。

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