3カ月前に来たばかり、コアラの「タイチ」死ぬ 鹿児島市・平川動物公園

 2022/10/01 10:25
穏やかな表情のタイチ=6月28日、鹿児島市の平川動物公園
穏やかな表情のタイチ=6月28日、鹿児島市の平川動物公園
 鹿児島市の平川動物公園は30日、飼育していた雄のコアラ「タイチ」が死んだと発表した。10歳4カ月。今年6月中旬、平川に来たばかりだった。同園のコアラは雄5匹、雌14匹の計19匹となった。

 園によると、9月22日から体調が優れず、呼吸が苦しそうだった。園は投薬など治療をしていたが、29日午後、職員に見守られる中、死んだ。病理解剖の結果、膵(すい)臓付近に腫瘍が見つかった。コアラの寿命は12~13歳。

 タイチは2012年に埼玉県のこども動物自然公園で生まれた。安定した繁殖のため全国の6動物園と連携して個体を貸し借りする「ブリーディングローン」の一環などで名古屋市の東山動植物園に移った後、平川に入った。福守朗園長は「慣れるのが早く、繁殖への貢献に期待していたので残念」と話した。