市長問責決議を提案者自ら反対「長時間審議で意識もうろうと…」 馬毛島基地計画巡る西之表市議会

 2022/10/02 11:31
西之表市長問責決議の採決結果を表示する市議会議場のモニター。白が賛成、青が反対=30日午後8時10分、同市役所
西之表市長問責決議の採決結果を表示する市議会議場のモニター。白が賛成、青が反対=30日午後8時10分、同市役所
 9月30日の鹿児島県西之表市議会最終本会議で否決された八板俊輔市長に対する問責決議案は、本来なら賛成に回るべき議案提出者の橋口好文議員(68)が反対し、賛成6、反対7で否決された。橋口議員は1日の取材に「長時間の審議で意識がもうろうとし、電子表決ボタンを押し間違えた。賛同してくれた同僚議員に申し訳ない」と語った。

 決議は同市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に反対する議員6人(議長を除く)のうち、橋口議員ら2人が共同で提案した。採決では賛成派の1人が賛同したため、押し間違えがなければ賛成7、反対6で可決していた。

 橋口議員は結果が表示されるモニターを見て間違いに気付いたものの、議長が「採決確定」を宣言しており、訂正は申し出なかったという。「市長は計画反対を掲げた市長選の公約と真逆の行動を取っている。今後も責任を追及していく」と述べた。