鹿児島県職員給与、3年ぶり引き上げ勧告 月給を平均895円、ボーナス0.1カ月分 県人事委

 2022/10/04 21:30
県幹部に説明する県人事委員会委員ら(手前)=鹿児島県庁
県幹部に説明する県人事委員会委員ら(手前)=鹿児島県庁
 鹿児島県人事委員会(西啓一郎委員長)は4日、2022年の県職員の月給を平均895円(0.25%)、期末・勤勉手当(ボーナス)を0.1カ月分それぞれ増やすよう、塩田康一知事と田之上耕三県議会議長に勧告した。民間平均を下回っているためで、引き上げ勧告はともに3年ぶり。

 人事委が無作為に抽出した県内107事業所の調査によると、県職員の4月分給与は民間より906円低く、ボーナスの支給割合は0.09カ月少なかった。勧告通りの場合、月給の平均は35万7138円、ボーナスは4.4カ月分になる。

 民間の給与水準を踏まえ、職員の初任給を高卒程度で4000円、大卒程度で3000円引き上げ、30代半ばまでの若年層の月給も上げる。これにより、行政職(平均42.9歳)の平均年間給与は584万2520円(約4万9000円増)となる。対象は2万2389人で、人件費は約11億1000万円増える見通し。

 改定には条例改正が必要で、塩田知事は「国や各県の動向と、厳しい県の財政事情などを総合的に勘案し、慎重に対処したい」とのコメントを出した。