コロナ・インフル同時検査機 鹿児島・霧島の養護学校が導入 検体採取から判定まで校内で可能に

 2022/10/05 07:30
感染の有無を判定する検査機器=霧島市の牧之原養護学校
感染の有無を判定する検査機器=霧島市の牧之原養護学校
 鹿児島大学の隅田泰生特任教授(66)らが開発した新型コロナとインフルエンザのウイルスを同時検出できるPCR検査システムが4日、霧島市の県立牧之原養護学校に県内の学校で初めて導入された。検体採取から陽性判定まで校内ででき、感染者の早期発見、感染拡大防止に役立てる。

 検査は「糖鎖ナノ粒子法」という独自技術を用いたキットを使い、唾液に含まれるウイルスを濃縮。検査機器にセットし30分で感染の有無を判定する。2020年に開発され、全国で約50台販売。県内では種子島医療センターなど3医療機関で使用されている。

 同校は県のトライアル発注・販路開拓支援制度を活用し購入。4日は隅田特任教授が教職員らに操作方法を説明した。

 同校によると、生徒や教職員の感染が疑われる場合に検査。陽性なら医療機関を受診する。河野通堯教頭(58)は「今後、コロナとインフルの同時流行も懸念される。必要に応じて活用していきたい」と話した。