9月の新型コロナ感染者4万63人、8月から7万人以上減 鹿児島県内「理由は不明」 爆発的感染拡大警報など解除

 2022/10/05 15:20
 鹿児島県内で9月に確認された新型コロナウイルスの感染者は4万63人で、月累計で最多だった8月(11万1910人)を大きく下回った。死者(111人)も前月比で大幅に減少しているが、依然高水準で推移している。

 新規感染者は、1日(2903人)から減少傾向が続き、比較的感染者が少ない月曜日を除き9日に千人台になった。台風14号の影響を受けた19日に160人と大幅減。以降は22日以外、3桁で推移した。

 死者は19、21、24日以外確認された。6、8日が最多の9人で、月後半にかけて減少している。
 
 医療の逼迫(ひっぱく)具合を示す病床使用率は1日に57.9%だったが、感染者の減少に伴って下がり、30日には26.9%になった。

 6段階ある病床確保のフェーズについて県は16日、確保数の多い「緊急Ⅱ」から8月7日以来、「緊急Ⅰ」に1段階引き下げた。9月29日には、2カ月ぶりに一般医療を制限しない「一般4」に引き下げた。

 県は「BA・5対策強化宣言」と「爆発的感染拡大警報」を9月いっぱいで解除。それぞれ8月3日、7月15日以来だった。

 感染者が減少傾向にある要因について県は「医療機関の適切受診や、集団免疫の獲得も要因の一つと考えられるが、はっきりとした理由については不明」としている。

 県は20日、医療機関、保健所の業務負担軽減を図るため、感染者の全数把握の簡略化を始めた。感染者の詳細な情報を入力する発生届の対象を重症化リスクが高い高齢者などに限定。これにより、21日の発表から感染者の市町村別の公表がなくなり、県内に九つある医療圏ごとに変更された。

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