馬毛島基地計画 防衛省が本体施設建設を初申請 管制塔など10棟、西之表市と県へ 汚水処理施設の工事届も

 2022/10/05 13:15
 鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画で、市と鹿児島県は4日、防衛省から基地本体施設の計画通知を受けたと発表した。管制塔や局舎、飛行管理棟など10棟で、本体施設の建設に関する申請は初めて。

 県は建築基準法の規定に合うか調べ、11月4日までに確認済証を交付する。合理的な延長理由がある場合は12月9日まで。

 市と県によると、防衛省の計画通知は9月30日付。市は用途などを確認した後、4日に県へ提出した。10棟に加え、同省からの汚水処理施設(面積200平方メートル以下)の工事届も出した。防衛省は「審査中のため計画の内容は明かせない」としている。

 施設を巡り、これまでの入札で5階建て管制塔(52.8億円)、局舎建築(1棟分20.4億円)などを既に契約した。9月時点の発注予定は汚水処理場(5億円以上)、飛行管理棟建築(30億円以上)など。

 市は4日、経緯を市議会に説明。取材に「基地整備計画は市民の関心事でもあり、計画通知について公表した」と答えた。