つぼ畑に活気 黒酢の仕込み始まる 一つ一つ職人が手作業、3年以上熟成 霧島・福山

 2022/10/06 21:00
黒酢仕込みの仕上げにこうじを振りかける職人=6日、霧島市福山
黒酢仕込みの仕上げにこうじを振りかける職人=6日、霧島市福山
 鹿児島県霧島市福山で特産の黒酢造りが秋の仕込みを迎えている。「桷志田(かくいだ)」のブランドで知られる福山黒酢では6日始まり、10人ほどの職人が一つ一つのつぼに原料を丁寧に入れていた。10月末まで続く。

 同社は約2万個のつぼ畑で生産し、この秋は約千個を仕込む予定。職人は、自家製の米こうじと蒸した湧水町産の有機玄米、地元の湧き水をつぼに入れ、仕上げにこうじを振り掛けていた。

 約1カ月は毎日のようにつぼの状態を確認し、1年ほどで黒酢になる。そこから3年以上熟成させ出荷する。竹下義隆工場長(48)は「長期間熟成させることで、うまみが増しまろやかに仕上がる。健康でおいしい黒酢を提供したい」と話した。