来年はいよいよ鹿児島国体 コロナで3年延期、塩田知事「万全の準備進める」 栃木大会閉幕、県勢12組が優勝 天皇杯14位、皇后杯12位

 2022/10/11 21:36
閉会式で福田富一栃木県知事から国体旗を引き継ぐ塩田康一知事(右)=11日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎ
閉会式で福田富一栃木県知事から国体旗を引き継ぐ塩田康一知事(右)=11日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎ
 第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)は11日、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで総合閉会式があり、次回の開催地・鹿児島県の塩田康一知事へ、栃木県の福田富一知事から国体旗が引き継がれた。
 鹿児島県選手団約20人は「栃木から鹿児島へ 思いつなぎます」と記された横断幕を持って入場。鹿児島県旗掲揚と鹿児島県民の歌の演奏もあった。

 塩田知事は「いよいよあと1年。栃木県の取り組みを参考に、万全の準備を進める」と決意を述べた。新型コロナウイルスの感染拡大で3年延期となった鹿児島国体は、特別大会として2023年10月7〜17日、全国障害者スポーツ大会鹿児島大会は同28〜30日に開かれる。

 栃木国体で鹿児島県勢は、特別競技を含めて計12組が優勝した。男女総合成績の天皇杯が14位(前回15位)、女子総合成績の皇后杯は12位(同12位)だった。

 県勢の優勝は次の通り。

 競泳少年男子A200メートルバタフライ▽なぎなた成年女子演技▽アーチェリー少年女子個人▽テニス成年男子▽重量挙げ成年男子55キロ級スナッチ▽自転車成年男子スクラッチ▽陸上 少年女子A3000メートル、少年男子共通5000メートル競歩、男女混合1600メートルリレー▽馬術成年男子六段障害飛越▽ボウリング成年男子団体▽高校軟式野球(特別競技)