日置市ホームタウンの男子バレー「フラーゴラッド鹿児島」来季V3リーグ参戦 体育館の収容人数、財務面をクリア、地域活動にも高い評価

 2022/10/15 13:16
2023-24シーズンのV3リーグ参戦が決まったフラーゴラッド鹿児島の選手たち
2023-24シーズンのV3リーグ参戦が決まったフラーゴラッド鹿児島の選手たち
 日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は12日、2023-24シーズンV3リーグ(3部)に、鹿児島県日置市をホームタウンとして活動するフラーゴラッド鹿児島(F鹿児島)が参戦すると発表した。同日までにライセンスを交付した。

 F鹿児島は21年4月発足、6月には必要書類を提出した。前身クラブ「Kagoshima CherryBlossoms(鹿児島チェリーブロッサムズ)」の全日本6人制クラブ選手権優勝(18年)などの実績に加え、体育館の収容人数や財務面をクリアした。

 地域活動も高く評価されたという。日置市を本拠地に、出水や伊佐、南九州3市ともサブタウン協定を締結。バレー教室やイベント参加などを積極的に行う。川畑俊輔ゼネラルマネジャー(GM)は「提携市を中心に、スポーツを生かした地域創生に取り組みたい」と話している。

 チーム名は、イタリア語でイチゴを意味する「フラーゴラ」と、「きばっど」「やっど」などの鹿児島弁の語尾を組み合わせた。23-24シーズンV3リーグはF鹿児島を含む11チームで争う予定。