鹿児島県霧島市のＪＲ大隅横川駅が、ハロウィーンに合わせて“お化け屋敷”に変身した。カボチャや骸骨の置物などで、１９０３年に開業した県内最古の木造駅舎が色鮮やかに飾り付けられている。３１日まで。無料。

　薄暗い旧駅員室は落ち葉が敷き詰められ、お化けが宙に浮いていたり、マージャンに興じていたりする。近くの横川小学校６年の直田奈菜未さんと竹下千晴さんは「手をたたくとお化けが声を上げる仕掛けがリアルだった」と盛り上がっていた。

　地元有志でつくる同駅保存活用実行委員会が毎年企画する。平日は午前９時～午後６時、土日曜は午前９時～午後７時。３０日は先着５０人の子どもにお菓子をプレゼントする。駅で撮影した仮装写真のコンテストも実施。１１月１３日までに駅公式インスタグラムをフォローし、写真を投稿する。