栃木障スポ開幕 鹿児島県選手団、20人が堂々と行進 横断幕で来年の鹿児島大会アピール

 2022/10/30 07:30
次回大会開催を知らせる横断幕とともに入場行進する鹿児島県選手団=29日、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎ
次回大会開催を知らせる横断幕とともに入場行進する鹿児島県選手団=29日、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎ
 第22回全国障害者スポーツ大会(いちご一会とちぎ大会)は29日、栃木県で開幕した。31日まで14競技があり、鹿児島県からは個人7競技、団体2競技に計74人が出場する。宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎであった開会式には、県選手団約20人が参加。旗手の池田悠華選手(陸上)、山川伯明(のりあき)団長を先頭に力強く行進した。

 式典には秋篠宮ご夫妻が出席された。白と青のさわやかなウエアの県選手団は、来年の鹿児島大会をアピールする小旗や「栃木から鹿児島へ思いつなぎます」と書かれた横断幕を手に入場した。大役を果たした池田選手は「多くの人に注目されて緊張したが、良い思い出になった。競技も頑張りたい」と話した。

 大会は、台風や新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催で、全国から選手約3300人が参加。29日から競技が始まった。