鹿児島銀行は2期連続の増収増益 有価証券関連の収益増える 九州FG中間決算

 2022/11/12 14:30
中間決算についてオンラインで説明する九州フィナンシャルグループの笠原慶久社長
中間決算についてオンラインで説明する九州フィナンシャルグループの笠原慶久社長
 九州フィナンシャルグループ(KFG)と傘下の鹿児島銀行(鹿児島市)、肥後銀行(熊本市)は11日、2022年9月中間連結決算を発表した。鹿銀単体の売上高に当たる経常収益は前年同期比44.7%増の491億7400万円、純利益は38.8%増の86億7000万円で、中間期として2期連続の増収増益となった。

 有価証券の利息配当金や預かり資産販売などの手数料収益の増加に加え、経営改善支援などによる与信費用の減少や経費削減が増益につながった。本業のもうけを示すコア業務純益は40.3%増の122億4200万円。自己資本比率は0.1ポイント上昇し10.51%となった。

 9月末時点の貸出金残高は、3月末から1434億円増えて4兆374億円。預金残高は595億円増の4兆8790億円、預かり資産残高は141億円増の6136億円。

 松山澄寛頭取は「伴走支援を徹底し、SDGsや地域DX推進など課題解決や地域社会発展へ向けたソリューション提案も引き続き強化する」とのコメントを出した。

 KFGの経常収益は前年同期比26.5%増の1108億5900万円、純利益は49%増の171億9500万円で増収増益だった。会見した笠原慶久社長は「ビジネスモデル変革の成果が着実に表れつつある。経費削減も含め一過性で終わらせるのではなく、体質化していく」と述べた。

 通期業績予想については、市場環境変化への対応として有価証券を機動的に売買したことから、5月の公表から経常収益のみ11.1%増の1876億3000万円へ上方修正した。

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