北朝鮮工作船事件(2001年)で追跡・被弾…巡視船きりしま、老朽化で引退

 2022/11/16 07:20
解役する巡視船きりしま(第10管区海上保安本部提供)
解役する巡視船きりしま(第10管区海上保安本部提供)
 第10管区海上保安本部(鹿児島市)は15日、日向海上保安署所属の巡視船きりしま(180トン、船齢32年)が老朽化のため25日付で解役すると発表した。串木野海保所属時の2001年、東シナ海で起きた北朝鮮工作船事件で追跡に当たった。

 同事件では、発見した工作船を停船させようと巡視船あまみと共に追尾。左右から挟み撃ちにした直後、工作船から銃弾が撃ち込まれた。工作船は銃撃戦の末、自爆し沈没した。

 後継には追跡・捕捉能力や監視能力などを強化した新造船きりしま(195トン)が12月21日、宮崎海保に就役する。