地質調査用台船の脚折れる 海中に刺さったまま、衝突回避でフェリー欠航相次ぐ 屋久島・宮之浦港

 2022/11/18 07:58
脚が折れたため設置場所から移し、宮之浦新港に接岸された台船=17日、屋久島町
脚が折れたため設置場所から移し、宮之浦新港に接岸された台船=17日、屋久島町
 鹿児島県屋久島町の宮之浦港近くの海上に設置された台船の脚が破損し17日、衝突を避けるため同港発着のフェリーの欠航が相次いだ。同港を管理する県と台船の設置業者は、破損部分が残る現場付近に目印となるブイを設置し、近寄らないよう注意を呼びかけている。

 県港湾空港課などによると、台船は県発注の防波堤工事設計に向けた地質調査用。16日夕、業者が台船を固定する脚4本を海底に打ち込んだ後、うち3本が折れていると気付いた。原因は特定できていない。海中に残る破損部分は長さ12メートル、直径30センチ、重さ1トン程度とみられ、17日午前、水深約17メートルの海底に刺さっていることが確認された。回収方法は検討中。

 同日、「フェリー屋久島2」は全便、「フェリー太陽Ⅱ」は午前中の便が欠航した。破損部分の位置が判明したことなどから、両フェリーとも18日は通常運航の予定。