鳥インフル感染を確認 出水の養鶏場、12万羽の殺処分開始 九州の養鶏場では今季初

 2022/11/18 07:01
防護服を着る県職員ら=17日、出水市高尾野体育館
防護服を着る県職員ら=17日、出水市高尾野体育館
 鹿児島県は18日早朝、出水市高尾野の養鶏場で見つかった鳥インフルエンザ疑い例について、遺伝子(PCR)検査で感染を確認したと発表した。九州の養鶏場では今季初。農林水産省は高病原性の疑いがあり、殺処分対象となる「疑似患畜」と判定。県は同日午前4時から発生農場の採卵鶏12万羽の処分を始めた。

 発生農場を中心とする3キロ圏内を移動制限区域、3~10キロ圏内を搬出制限区域として移動を制限。制限区域付近には消毒ポイントを7カ所設置し、車両の消毒を開始した。