アライグマ出没の枕崎市 調査用の監視カメラを現場に設置

 2022/11/18 13:30
枕崎市で捕獲されたアライグマ(鹿児島県提供)
枕崎市で捕獲されたアライグマ(鹿児島県提供)
 枕崎市は17日、特定外来生物のアライグマ1匹がわなにかかり、死んだ状態で12日に見つかった同市立神地区の山林に、動きに反応して自動撮影する県の監視カメラ5台を設置した。わながあった場所と半径1キロの範囲内。1~2カ月間、週ごとにチェックし生息状況を調べる。

 アライグマが見つかったのは、人家が途絶えて200メートルほど先の市道から数メートル入った木立の中。周囲は山林の中にミカンの果樹園があり、水場になりそうな水路が通る。市農政課によると、イノシシやタヌキはよく出没するが、アライグマの目撃情報はなかった。

 捕獲用のわなも、設置場所を地元の猟友会と協議し近く取り付ける。