鳥インフルエンザ発生の養鶏場、12万羽の殺処分完了 農場内の清掃・消毒続く 出水市

 2022/11/20 20:49
鶏舎周辺を消毒する鹿児島県職員ら=20日、出水市高尾野(県畜産課提供)
鶏舎周辺を消毒する鹿児島県職員ら=20日、出水市高尾野(県畜産課提供)
 鹿児島県は20日、出水市の養鶏場で発生した鳥インフルエンザについて、飼われていた採卵鶏12万羽の殺処分を午前2時半に終えたと発表した。引き続き農場の清掃・消毒作業を続けており、防疫措置完了は21日以降になる見込み。

 県は感染確定を受け、18日午前4時から殺処分を始めていた。県の防疫対策マニュアルでは24時間以内の殺処分完了を目安としているが、今回は想定(3~6万羽)よりも飼養規模が大きかったことなどから時間がかかった。

 県畜産課によると、鶏などの持ち出しが禁じられる移動制限区域(発生農場から半径3キロ内)の22農場からは、死ぬ鶏が増えるなどの異常は報告されていない。鹿児島中央家畜保健衛生所が粘膜などの検体からウイルスの有無を調べており、結果が出るまで数日かかる見通しだという。

 防疫措置が終わると、10日後に改めて移動制限区域内の農場にウイルスがいないことを確認する検査を実施。陰性だった場合は、域外への出荷を止められている搬出制限区域(3~10キロ内、85農場)が解除される。防疫措置完了から21日間に新たな発生がなければ、移動制限も解かれる。